健康のこと

インフルエンザにかからないためには免疫力を上げる


免疫力を上げるってよく言いますが具体的にどういうこと?

まず、免疫とは、外部から侵入してくるウイルスや病原体からからだを守る防衛システムのことで、からだの中ではたくさんの免疫細胞が協調しあって働いています。

免疫力が高いということは、免疫が正しく機能している強いからだの状態で、加齢やストレスでも免疫力は下がってしまいます。

免疫細胞は半分以上が腸に存在しているので、腸の調子が整っているかどうかが重要なポイントとなります。

毎日便が出ないとか、軟便気味であるとか、いくら元気そうに見えていてもそういう状態では免疫力が高いとはいえません。

腸の調子が整っていると免疫力も高くなり、外部から侵入してきたウイルスや病原体に負けないからだの基礎となります。

健康なからだづくりは体力の増強だけではなくて、まず腸の状態を整え、免疫力を上げることが大切です。

免疫力を上げるにはどうすればいい?

人間は口から食べ物を食べて、咀嚼した食べ物が胃に入り、胃液などでさらに細かくされて小腸へ。

小腸で栄養素を吸収し、残りかすが大腸へ運ばれます。

そして大腸で液状だった便の水分が吸収されながら、ぜん動運動で進みながら便の形を作って行きます。

このときに出来上がった便の形状が、水っぽいとか水分のないカチカチの状態であると、腸の状態は良好とはいえません。

良好な腸の状態を保つには、

腸内の善玉菌を増やすものを摂るようにします。

善玉菌といえばビフィズス菌と乳酸菌。

ほかにも納豆菌、酵母菌、麹菌、酢酸菌などで、昔からの日本の食事にお馴染みの発酵食品などです。

昔の日本人は発酵食品を取ることで免疫力を高めてきました。

発酵食品には醤油、味噌、酢、日本酒、納豆などがあります。

発酵食品なども積極的に食べるようにして、少しでも善玉菌を増やして腸内環境を良好に保ちましょう。

免疫力の目安は普段の便の状態にまず注目です

いい状態の便があまり出ていない場合は大腸の働きに問題があるといえます。

大腸に棲息する善玉菌の99%はビフィズス菌です。

ビフィズス菌と乳酸菌は善玉菌の代表ですが、棲む場所と働きが実は違います。

ビフィズス菌は大腸で酢酸と乳酸を作ります。

乳酸菌は小腸で乳酸を作ります。

大腸に乳酸菌もほんの少し存在するのですが、99.9%がビフィズス菌です。

ビフィズス菌の作り出す酢酸が大腸を刺激してぜん動運動を活発にしているので、大腸内にビフィズス菌を増やして酢酸を作り出し、ぜん動運動を活発にして行く必要があるのです。

そして、酢酸は悪玉菌の増殖を抑制する働きがあるので、大腸がんなどさまざまな病気を回避するのに役立ちます。

ビフィズス菌をはじめとする善玉菌は悪玉菌をやっつけて、腸内の腐敗を防ぎ、免疫機能を活性化することに繋がります。

ビフィズス菌を有効に摂取するにはどうすればいいの?

ヨーグルトや乳製品に乳酸菌やビフィズス菌が含まれますが、実は食べ物から取り込んだビフィズス菌はなかなか大腸まで生きた状態で届いてないそうです。

大腸の活動を活発にするためにいいだろうと思って食べているヨーグルトも実はそんなに効果がないとなれば、がっかりですよね。

大腸の働きのために摂取するのであれば、サプリがおすすめです。

今は生きたまま大腸に届くサプリもあるので、これはおすすめです。

私はもう3年以上日清ファルマの『ビフィコロン』飲んでますけど、飲んでいなかったときよりも明らかに順調です。

それに、ビフィズス菌を摂ることで花粉症やインフルエンザの予防にも効果があるというデータも出ています。

腸内環境を整えて、普段から軽い運動をして体力を付けましょう。

そうやって免疫力を高めていくことで、ウイルスなどに負けない強いからだを作りましょう。

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