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007ダニエル・クレイグの最後の作品は「ノー・タイム・トゥ・ダイ」


007のシリーズは「ノー・タイム・トゥ・ダイ」が25作目となります。

第一作目は1962年に制作され、なんと58年間に渡ってシリーズ化が続き、そのうちの5作がダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドです。

今回2020年秋に公開されるはずだった「ノー・タイム・トゥ・ダイ」がコロナウイルスの流行で、公開が延期となりました。

それにしても、ダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドはカッコイイ!ダニエルが演じた最後のジェームズ・ボンドを見る前に、是非、今までの4作品を見てますますダニエル愛を育みたいと思います!

 

007ダニエル・クレイグの一番のオススメは「カジノ・ロワイヤル」

007が誕生する1話目のお話。
人を殺した経験のなかったボンドは、面接官の護衛と、面接官を殺害したことで、007として任務を与えられることになります。

一人で派手に行動するボンドは、あるテロ組織の壊滅のために働きますが、
一人の人間を捕獲しようと追い続け、大使館に逃げ込んだ犯人を無理矢理取り押さえようとして大騒動になり、結局その大使館を爆破させ、逃げ出します。

あまりにも度が過ぎる行動にお叱りを受けますが、ボンドはそのテロ組織の幹部であるル・シッフルが大金を稼いでいるカジノに、ヴェスパーと共に潜入する仕事を任されます。

ジェームズ・ボンドって、イメージはダンディですよね。

ダンディでクールでスーツに蝶ネクタイ、大人な美しい女性と恋をしながら危険な任務をこなし、、、なわけですが、ダニエルが最初に演じた「カジノ・ロワイヤル」のジェームズ・ボンドはただただクールでダンディなジェームズではなく、結構ジェームズ・ボンドのイメージを変えてしまった印象です。

まず、上司であるMの言うことをきかないで、自分が思ったように勘や感覚で勝手に行動しちゃうヤンチャな性格。

事件は現場で起きている!みたいな、、、。

冒頭で、いきなり二人も殺害して、ボンドの冷酷さをアピールされるので、
あらあら、、、と思ってしまいます。

その後オープニングテーマが始まりますが、これがアニメーションで、なかなかちょっと妙な気分です。。。

そのアニメーションとともに、テーマ曲が流れますが、その曲の歌詞がテロップで流れて、007がどういう人なのかわかります。

本編に入っていきなり、アクション、アクション、ドアクション!
と、超ぉ~~~ド派手なアクションで、ゥォオオオオーーー!です。
スッゲェー高いところで、あり得ないスタントを披露してくれるんですが、
見てるだけでチビリそうです、、、、。こぇ~こぇ~。。

走って跳んで、高いところに上って、怖い怖い、、、でもそこでヒヤヒヤさせられるアクションがもうドキドキドキドキ。。。

走るわ、上るわ、ぶら下がるわ、落ちるわ、殴る、やられる、また殴る、、、あぁ~~、、興奮(笑)

このときの俊敏なダニエルがカッコイイですし、その後のアクションももう目が離せないの!

そんな無茶なジェームズに上司のMは手を焼いていて、何度も叱られちゃうジェームズ。

まあそんなこんなで掴みはOKです。

掴まれたあとは、比較的静かなシーンへと変わっていきます。

人を愛さないボンドが仕事のパートナーのヴェスパーを愛してしまうようになるんですが、ここらもとっても自然に心が変化して行くように描かれてます。

好きだと思ったら、そこはジェームズ・ボンドですから、甘ぁ~い言葉が目白押しです。。甘ぁ~~い&ラブシィーン♪♪

ボンドは強いばっかりじゃなくて、毒を盛られて死にかけたり、車の横転で相手に捕まり、拷問されちゃうシーンもあります。

これは殿方は見てられないんじゃないでしょうか、、、。

全裸にされて、いすの座る所を切り取って、骨組みだけになったところに座らされて、おもりのついた縄で、、、ぁ、、あんなことを。。。。
痛い、痛い、、痛ぁーーーい!!

しかし、全裸になったダニエルの引き締まったボディと均整の取れたスタイルはすばらしい!美しい!

ということで、おもしろかったです♪

「カジノ・ロワイヤル」は2006年に公開されたんですが、当時私は2回映画館に観に行っております(笑)

⇒「カジノロワイヤル」の素敵なダニエルに会うならコチラ

007ダニエル・クレイグの2作目は「慰めの報酬」冷酷なジェームズ・ボンドです

「カジノロワイヤル」でダニエルの魅力を存分に味わえるんですが、2作目の「慰めの報酬」は、なんと「カジノロワイヤル」の続編となっています。

「カジノロワイヤル」のボンドガール、ヴェスパーは謎めいた危険な女性だったのですが、実はっていうかやっぱりジェームズを裏切っていた、、、という、、。

そして裏切っていた自分を許せなかったのか、自ら海の底に沈んで行ってしまいます。

ヴェスパーを愛していたジェームズは、裏切られたことよりもヴェスパーを失ったことで傷つき、落ち込んでます。

「慰めの報酬」は、前作で愛する恋人を失ったボンドは、何者の手引きによって彼女は死ななければならなかったのか、その黒幕を突き止めることに復讐の念を胸の中に膨らませつつ、命がけで任務を遂行するボンドのアクション盛りだくさんのお話。

前作の『カジノロワイヤル』と監督さんが違うそうですね、、、。
そのせいかしら、、、期待はずれでやんすよぉ~~。

アクションはそりゃもう、これでもか、、、ってほどの山盛りのアクションです。

カーアクションに始まり、街の中の屋根から屋根へ、窓から窓へ、教会の吹き抜けの中になぜか工事中の足場が組んであるところでのロープに絡まっての殺し合い、ここらのシーンでジェイソン・ボーンを思い出さない人はいないはず、、、。

それにバイクにも乗り、これはマックイーンを思い出しました。

大脱走のマックイーンに似てるぅぅ~~。

あとボートでもなんで助かるんだ?って思うアクション。

今回は飛行機も操縦しちゃうボンド、、、さすがはジェームズ・ボンド、、、。

と、とにかくスゴイよ。

たっかい所からガラスの所に落ちてもかすり傷。

飛んでる飛行機からパラシュートもつけずに脱出して、一緒に逃げてた彼女(彼女はパラシュート着用)と岩肌のところに落ちてもかすり傷なんだわ、これが、、。

さすがはジェームズ、、、。

最後にスゲェ~爆発の中、ハヨ逃げなあんたら焼け死ぬで、、、と思うような中で戦い、大火事の中をなんとか脱出しても、やはり元気なんだわ。

超人過ぎて私の感情の持って行きどころがございませんでした。

それに、Mの『あんたまた殺しちゃったわね。』的なセリフは笑えましたが、それほどクールにやっつけちゃいます。

ダニエルのシリーズの2作目は1作目がすごいよかっただけに期待外れでした。

アクションは盛沢山でしたけど、人間味に欠けましたね。

007ダニエル・クレイグの3作目「スカイフォール」はMが殉職してしまう大事な回です

「スカイフォール」はほぼMがメインのストーリー展開です。

M16本部が襲撃されて急いでトルコから帰還したり、ジェームズの生家が出て着たり、ちょっといつもの007とは志向が違います。

「スカイフォール」の007は、『古い』っていうことがちょとキーワード的になってるみたいな、、、。

結構随所にもう歳だ、、だの、アンテークだ、、だの、、。

そういう言葉とか、ボンドが車を乗り換えたときにMが、そのクラシックな車を見て『なんて目立つ車なんだ』みたいなことを皮肉って言ってたり、その車が爆発したときのボンドの悲しそうな顔だったり、、、。

新旧交代みたいなことが大いに描かれてたみたいですね。
そこからの、新しいMに交代し、若い世代のQの登場。

ダニエルのアクションもいつも通り魅せてくれるのは間違いないですが、あんまりボンドガールとの絡みはなく、普通にスパイアクションものです。

007ダニエル・クレイグの4作目は「スペクター」は007初心者でも楽しめます

「スペクター」はダニエルの007をシリーズで観てなくても楽しめる作品です。

2作目の「慰めの報酬」は1作目の続きですし、3作目の「スカイフォール」はジェームズの上司のMの殉職ですし、、、。

4作目の「スペクター」はそのあたりはもうすでに一新されてますので、全くの知識がなくても話についていけます。

シンプルにスパイアクションものです。

この4作目あたりからですかね?ダニエルの007引退がささやかれ始めたのは、、、。

結局5作目がダニエルの最後の007だそうです。

「ノー・タイム・トゥ・ダイ」

ダニエルの007ファンとしては公開されたらすぐにでも観に行くつもりにしております。

ダニエルになるまでのジェームズ・ボンドは初代がショーン・コネリー。

ショーン・コネリーはもうショーン・コネリーそのものがかっこいいですから、何も否定はしませんが、ロジャー・ムーアやピアース・ブロスナンなんて、、、、全然強そうじゃないし、この頃の007は全く見るきにならないんですよねー。

まぁ単なる私の好みにすぎないんですけどね、、、。

でも、ダニエルのジェームズ・ボンドは文句なしでカッコイイ!!

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