我が家は今の家に住んで25年になります。さすがに20年を超えると気になるところがあちこちに出てきます。気になるところはプロにおまかせして、きっちり綺麗にお願いしたいところですが、そうなるとまとまったお金が必要になるわけで、、、、。
しかし、なかなかそこに数十万円のお金をかける余裕が我が家にはなく、気になるところを見て見ぬふりをするか、自分でどうにかするか、、、。
ウチは賃貸住宅ではないので、失敗したところで家族以外に文句を言われる人もいないので、自分でやってみることにしました!
50代主婦がやる壁のリフォームDIYです!
壁のクロスはペンキでリフォームです。
色々検索していると、どうやら壁のクロスの張り替えは初心者には難しそうで、ペンキの方が初心者向けのようです。
ということなのでペンキで塗り替えることにしました。
そもそもペンキって楽しそうですよね?
映画でも部屋の壁にペンキを塗ってるシーンなんてよく見るもので、ちょっとした憧れもありました。そのペンキ塗りをこの歳になって経験できるって、ちょっとワクワクです。
まずホームセンターでペンキを色々物色してみましたが、油性と水性、ツヤ有り、ツヤなし、、等々、メーカーもいくつかあって、どれを選ぶべきだかよくわからず一旦家に帰りました。
今度はペンキについて色々検索してみました。
部屋の壁のペンキなので、結構重要です。ちょっとおしゃれな感じにしたいし、ここは気に入るペンキをしっかり探そうと決めて、またまた検索です。
初心者でも失敗せずに塗れて、なおかつおしゃれな色。
行きついた先が『壁紙屋本舗』さんです。
壁紙はいーーっぱいあって、センスがいいのがとにかく盛沢山。
ペンキもテーマでわけてあって、イメージで選びやすくて、、、もう壁紙屋本舗さんには夢がいっぱい、、、。
私が選んだ色は緑色なんですが、この緑色の名前が『オリーブの葉裏』。
オリーブの葉じゃなくて、オリーブの葉裏ですよ、、。
ちょっとくすんでいるイメージなんでしょうかね、、。
2部屋塗るつもりだったので、もう1色は青色にしました。
この青色の名前は『雨の日の憂鬱』です。
青色からこのネーミングをイメージするのは少々困難ですが、綺麗な青色です。
色を決めたら、ペンキの量を計算します。
ペンキは色んなサイズの量で販売されているので、まず壁の面積を計算します。
ざっくりと何平米が必要なのか計算しますが、それで何リットルいるのかサイトを見て決めます。
私は4リットルの缶を購入しました。
ペンキを塗るためには道具が必要となってきます。
ハケとローラーとペンキをいれるバケツ、養生用のテープ、マスキングテープ、、、等々、、。
実はこの道具もセットにして壁紙屋本舗さんで売ってるんですよ。
初めてのときって、何を買えばいいのか、どれにすればいいのか、なんせ経験がないので難しいです。
やっぱり最初はこういうセットがあるとありがたいです。
実際に使いましたけど、めちゃめちゃ使いやすかったです。
特にハケ!
ホームセンターでもハケは色々売られていますが、何本か買いましたけど、私は壁紙屋本舗さんのハケがダントツで使いやすかったです。
こういうのは、ケチって百均で買うと逆に使いにくくて後悔するので、そこそこの価格のものを選んだ方が良さそうです。
壁のクロスにペンキを塗るための下準備をします。
材料が揃ったらペンキを塗るわけですが、まだ塗る前にやらなければならないことがあります。
壁の掃除です。
雑巾などで壁を水拭きします。足元の巾木やスイッチカバーの出っ張ったところも拭いて、とにかく一度全部水拭きします。
汚れがあるとペンキのノリも悪くなりますし、巾木のところにホコリが乗っかったままだと養生テープがくっつかなかったりするので、ホコリはとにかく排除です。
クロスが破れているところがあれば補修し、フックなどを取り外したあとの穴があればパテで穴をふさいでおいた方がいいです。何も補修をしていないと、ペンキを塗ったあとに穴があいたままになってしまうので、せっかく手をかけて塗るんですから面倒な作業もやった方が綺麗に仕上がります。
補修と掃除が終わったら、次は養生です。
養生は実はすっごく重要です。
境目をマスキングテープできっちり貼ってないと、ペンキがはみ出してしまうので、これは根気よく作業です。巾木から下は細いガムテープにビニールがついた養生マーカーを使います。
ビニールを延ばしてペンキが床に落ちたときの床の保護に使います。
しかし、床の保護はこれだけではちょっと心配なので、できればなにかダンボールや新聞紙、レジャーシートなどで広く保護した方が安心です。
私の体験談ですが、思ってた以上にペンキが床にポタッと落ちて、終わってから雑巾で床掃除したので、2回目のペンキ塗りからは百均で買ってきたブルーシートを敷くことにしました。
ダイソーで180cm×180cmのブルーシートが100円なので、惜しむことなく使いました。
これくらいマスキングテープ貼らなくても塗れるんじゃない?って思うところもあったりすんですけど、思ってる以上に細かく塗れないので、十分に養生した方がいいです。
壁のクロスにペンキを塗ってリフォームです。
まずハケで細かいところやフチを塗って行きます。
全体に先に細かいところを塗るのではなくて、一面一面仕上げていきます。
次にローラーの登場です。
ローラーは均一にペンキを塗ることができるし、広範囲を早く塗れるので、ローラーは必須です。
ローラーを使うとどんどん作業が進みます。
私は背が150cmで高いところには全然が手が届かないので、踏み台が必要です。
しかし、いわゆる踏み台という程度の高さでは天井近くには手が届かないので、ローラーの取っ手のジョイントを2個買って、高所にも手が届くように準備しました。
それと座面がしっかりした高めの踏み台を使いました。
移動のたびにこの踏み台と共に動いてました。
全部の壁を塗り終えたら1時間ほど休憩です。
2度塗りしないといけないので、1時間ほどの休憩でないとやる気がなくなってしまうので、1時間経ったらまた作業に戻ります。
2度塗りはかなり楽です。
ほぼローラーだけで大丈夫で、細かいとろは塗れていないところがあればハケも使いますが、ほぼ広い面をローラーで2度塗りするくらいで綺麗になります。
一度塗っただけだと、クロスの細かい凸凹の凹んでいるところにうまくペンキが塗れていないところが結構あちこちあるので、2度塗りは絶対必要です。
全体の2度塗りが終わったら、ペンキが乾いてしまわない前にすべてのマスキングテープや養生テープを外します。
2時間ほど経てばほぼほぼ乾いていますが、丸一日程度は壁にモノを当てないように注意します。
今回初めてペンキを塗りましたが、初めてにしては上手に塗れたと自画自賛です。
※壁にペンキを塗る場合、養生とペンキは違う日に行うことがおすすめです。
まず養生するだけで結構疲れます。
そのあとにペンキをすると、集中力がなくなってきてだんだん雑になってしまうので、できればペンキは違う日にやった方が楽しくできると思います。