ジャスミンと言っても色々種類があって、今回私が植え替えたのはホワイトプリンセスという種類のジャスミンです。
ジャスミンホワイトプリンセスはこんな性質です。
つる性の植物で、春から秋までグングンつるを伸ばし、切っても切っても新芽が出て来て、あっという間に緑で覆いつくしてしまうほど元気に育つ植物です。
お花も白の小ぶりなものなので、とっても可愛らしく、それも花だらけにならずに、点在するようにあちこちに咲くので涼し気で風情があって暑い夏場にはちょっと癒される存在ではあります。
つるは自分で巻きついて行かなくて、桟のところにくくりつけて行かなくてはいけないんですが、勝手に巻き付いて行かない分こちらの思い通りに伸ばしていけるので、つる性でありながらとっても育てて行きやすいです。
それにたぶん病害虫にも強く、あまり葉っぱを食べられていたこともないですし、病気にもなったことはないです。
が、節みたいなところにカイガラムシか?みたいなのがついていることがありましたけど、気になるところがあったらそのあたりでバシッと切ってしまっても、またすぐに新芽が出て伸びるので、邪魔になる茎もバシバシ切って大丈夫な強靭な植物です。
よく、枝を切るときにココで切ってもいいのかな?って迷うことがありますが、このジャスミンホワイトプリンセスに限っては、全然心配いらないです。
思う存分切ってもいいと思います。
昨年も秋の終わり頃、花ももう終わりだな、、、、ってなった頃、このまま伸びた茎を放置しておいたら、次の春にはいったいどこまで伸びるの???って思ったので、思いっきり強剪定して、、、地面から1メートルくらいのところで切ったんですが、春にはまた元気にグングン茎を伸ばしてました。
ほんとに育てやすい植物です。
ジャスミンホワイトプリンセスを地植えから鉢植えに植え替えます。
こんなに心配なく元気に育つジャスミンですが、このたび鉢植えに植え替えることにしました。
窓の柵のところにジャスミンの茎をくくりつけていたのですが、柵の左下にジャスミンを植えて、ジャスミンを右に向けて柵に這わせていたんですが、柵の逆側、右下につる性バラを植えまして、またこのバラも思っていた以上に勢いよく成長し、すぐに柵にくくりつけて行かないと行けなくなり、このままでは柵の左から伸びてくるジャスミンと柵の右側から伸びてくるバラがぶつかってケンカしてしまいます。
ここは仕方なくジャスミンにお引越ししてもらうことになったのです。
まず、この伸びた茎を切っていきます。
まだお花も咲いてましたが、すいません、切らせていただきます。
とにかくバシバシ切って切って切って、、、、地面から30cmくらいのところまで切りました。
ここまで切ってから穴掘りです。
シャベルを使ってジャスミンを掘り起こしていくわけですが、なかなかの力仕事でした。
根っこがどこまでどう張っているのかわからないので、直径30~40cm程度でシャベルを突きさし、下へ下へ掘って行きいますが、なかなか思うように刺さらないし、掘り起こそうにも根っこが張っててジャスミンが起きてこないし、、、何度も何度もチャレンジして、徐々にガサガサと揺れ始め、もう抜けるか???と思ったらまだ抜けず、、どこ?何?なんでーー???っと思いながらとにかくシャベルを突っ込んでは茎を持って揺らしてみて、、、結局そのままズボッと抜けることはできず、太い根っこは地中でハサミでチョキンッと切断して、3~4本ですかね?太い根っこはハサミで切りました。
20分くらい格闘してたんじゃないですかね?
そして抜けたのがこちら
こうやって3本抜けたのではなくて、3本が絡まって一つになってました。
鉢植えにするのに、3本もいらないので、緑の新芽もついてる右の株だけを植木鉢に植え替えました。
このまま植木鉢でちゃんと根付くかまだわかりませんが、枯れてこないか当分の間、様子見です。
このジャスミンホワイトプリンセスを抜いたあとに、木立性のバラを地植えしようと思ってたんですが、抜くときにこんなに大変なら、やっぱり地植えにせずに鉢植えにしておこうと決めました。
あんまり深く考えずに、すぐ植えてしまいがちな私のこの適当な性格をちょっと反省です。
せっかくご機嫌で育ってる植物もいきなり切られて引っ越しを強いられ、、、まったくもって申し訳ない限りで、、、。
このジャスミンホワイトプリンセスを抜いたとは、雑草対策も兼ねて、レンガを埋め込もうと思います。
そのレンガの上に鉢植えのバラを置く、、、ということで。