食中毒

梅雨時に心配、食中毒の予防。


食中毒にならないように何に気を付ける?

夏に向けて気温が高くなったかと思えば、

肌寒い日もあったり、梅雨時は気温が不安定です。

雨が降りそうな日は湿度も高いですし、

なんだかうっとぉしいのが梅雨ですよね。

食中毒には細菌によるものと

ウィルスによるものなどがありますが、

この梅雨時に気をつけるのは細菌による食中毒です。

食中毒の中でも細菌によるものがほとんどで、

全体の70%以上が細菌によるものだそうです。

一番食中毒の起こりやすい梅雨時に

食中毒にならないために、

簡単なポイントを覚えて習慣にして行きましょう。

「付けない」「増やさない」「やっつける」

・付けない

まず手洗いです。

手には雑菌がたくさん付いています。

まさかの自分の手が食中毒の元になってたら

ちょっと嫌ですよね。

でも、それが実は案外なくもないみたいです。

食中毒を防ぐ第一歩は手洗いです。

それも水で洗っただけでは手に付いた雑菌は落ちません。

石鹸を手に付けて、手のひら、手の甲、爪、手首までを

しっかりと時間をかけて丁寧に洗います。

そして水で洗い流して、

もう一度石鹸をつけて同じ動作を繰り返します。

この2度洗いがとても大切です。

ゆっくり丁寧に洗っても、雑菌はまだまだ手に残っています。

2度洗いすることでほとんどの雑菌を

洗い流すことができるので、

是非これは習慣付けたい行動です。

・増やさない

買ってきた食品はすぐに冷蔵庫や冷凍庫で保存します。

細菌は温かい温度が大好きです。

20度を超えた温度で、菌は増え始め、

気温の上昇とともに、菌もどんどん数を増やしていきます。

菌を増やさないためにも温度の低い冷蔵庫や冷凍庫ですぐに保存します。

・やっつける

これは調理の加熱によって菌をやっつけるということです。

加熱によって細菌は死滅するので、

できるだけ加熱したものを食すようにするのが

一番簡単な方法とも言えます。

しかし、食品の中心部を75度で1分以上加熱するのが目安です。

細菌は目に見えないので増やさないように意識をしましょう。

手洗いが大切ということですが、

外から帰ったときだけ手洗いをするのではなく、

トイレへ行ったあと、

おむつを替えたあと、

掃除をしたあと、

調理をする前

また、調理の途中でもまめに手洗いするようにしましょう。

魚や肉を触ったあとはもちろんしっかり手洗いです。

手洗いがしっかりできていると、

雑菌をばらまくことが少なくなりますが、

どうしても家族がいると完全とはいかないものです。

冷蔵庫や電子レンジの取っ手はかなり雑菌が付いています。

冷蔵庫の中も低温なので菌が増殖することはないですが、

個体数がすくなくても菌がついたまま冷蔵庫の中に

入っている可能性がありますよね?

除菌はアルコールと漂白剤と煮沸です。

雑菌の除菌はアルコールが効果的です。

キッチン用のアルコールで除菌しましょう。

もっとしっかり除菌をするなら煮沸と

次亜塩素酸ナトリウムです。

次亜塩素酸ナトリウムとは家庭用では

キッチンハイターのことです。

細菌はアルコールでも除菌の効果はあるのですが、

ウィルスには実は効果はなくて、

次亜塩素酸ナトリウムでないと

ウィルスを取りのぞくことができません。

キッチンハイターを250倍に薄めたもので

食器や調理台などをふき取ります。

ふきんなどは、漂白剤に漬けたあと、

熱湯で煮沸し天日で干すと完璧です。

食中毒を発生しやすい梅雨時は、

家庭でも菌を増やさないように気を付けましょう。

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