健康のこと

梅雨時に気を付けたい食中毒にならないお弁当作り。


湿度が高く気温も高い梅雨時はお弁当が心配です。

まず、食中毒の予防の基本は調理の前の手洗いです。

家の中にいても電気のスイッチを触ったり、ドアのノブを触ったり、携帯を触ったり、テレビのリモコンを触ったり、、、とにかく家の中でも色んなものを触っています。

外から帰って来たときに手洗いしているとはいえ、雑菌は家の中でもたくさんあって、そのどの菌が食中毒を起こす元になるかわかりません。家の中にいるからといって自分の手が清潔であるとは言えないのです。むしろ清潔ではないのです。

その手を洗わずに調理を始めてはいけません。まず、キッチンに立ったら石鹸で手洗いです。朝起きて、着替えて、顔を洗って、さぁ、お弁当作るぞ!と、キッチンに立ったら、石鹸で手洗いから始めましょう。

これが食中毒を起こさない調理の第一歩です。

それもできれば2度洗いです。石鹸を付けて綺麗に手を洗って水で洗い流して、もう一回石鹸を付けて洗います。この2度洗いすることで手についた雑菌がほとんど落ちるそうです。

清潔なお弁当箱に詰めましょう。

毎日お弁当を作ってると、だんだんお弁当箱も劣化してきます。

四角いお弁当箱だと、どうしても角のカーブのあたりが汚れが取れきれないで、ちょっと油の跡が残ってしまうことがあります。それを見つけたら要注意!そのままは絶対に入れないでください。つい、「ま、いいか、、」って見て見ぬふりをしそうですが、そこは心を鬼にしてもう一度洗い直しましょう。

洗ったあとは、綺麗に拭いて、アルコールスプレーを吹きかけます。それをキッチンペーパーでふき取ってから中身を詰めていきます。

除菌をしっかりやろうと思えば漂白です。

お弁当箱のふたのパッキンももちろん毎日外して洗っていると思いますが、パッキンを外した溝のところも綺麗に洗いにくいので、漂白するときは必ずパッキンを外して浸け置きしましょう。

漂白剤は菌だけではなくウィルスもやっつけてしまうので、何日かに1回は漂白した方が安心です。

もちろんお箸箱も一緒に漂白しましょう。

これで下準備はOKです。

調理したものは必ず冷ましてから詰めます。

朝はとにかく忙しいです。

お弁当作りだけに没頭しても時間に追われて大変ですよね。そんな中で調理していくんですから、できあがるのがギリギリ、、なんてこともよくあることです。

卵焼きを焼いたり、揚げ物をしたり、煮物を温め直したり、野菜を炒めたり、、、食中毒の予防を考えるとやっぱり火を通したものの方が安心です。でも、冷ましてから詰めないといけない、、、となると、ほんと余計に時間がかかります。

早く冷ますには保冷剤!

まず、お弁当箱にごはんを詰めます。おかずがまだ入っていない状態ですが、そのお弁当箱を保冷剤の上に乗せます。実はごはんの熱も結構な温度なので、ここからまず冷ましていきます。

調理したものはそれぞれフライパンなどの調理器具から食器に移し、荒熱をとったおかずを保冷剤の上に乗ったお弁当箱の中に詰めていきます。

全部入れ終わったら、そのままもう少し熱がとれるまで放置です。

こうすれば、常温で放置しているよりもかなり時短になります。

お弁当が出来上がって、しばらく保冷剤の上で放置しておきますが、これは本当に温度が下がるのが早いです。常温で冷めるのを待つのって、結構時間がかかりますが、下に保冷剤を置くだけで全然違うので、これは是非ともおすすめです。

あとはフタを閉めて、フタの上にお弁当用の保冷剤を乗せて、出来上がりです。

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