家事のこと

遺品整理で出る大量の粗大ごみを処分する


遺品整理と一言で言っても家庭によって全然違うと思いますが、ウチの場合、二世帯で住んでいた親世帯の方が他界したので、残った家具や生活用品など、処分することになりました。

2階建ての戸建て住宅で、2階に私たち夫婦と、成人した息子と娘の4人で暮らし、1階におじいちゃん、おばあちゃんが暮らしていましたが、数年前に先におじいちゃんが亡くなり、今回、残ったおばあちゃんが他界しました。

私が経験した我が家の遺品整理の場合を紹介します。

遺品整理の始め方

遺品整理するのも、高価なものがある場合は、なかなか片付かずに大変かもしれないですが、ウチの場合は高価なものはないので、そういう心配事は一切なく、ただただ捨てることだけに専念できました。

まず、私が手を着けたのはキッチンで、冷蔵庫や食器棚の中にある食料品をチェックしました。

賞味期限や、賞味期限が大丈夫でも自分で使わないものは置いておいても結局使わないので、そういうものは処分しました。

とにかく食品や調味料を全部テーブルの上に出して選別です。

次に流しの引き出しや扉をあけて、調理器具や鍋を全部出します。

流しの中もからっぽにして、次は流しの大掃除です。

おばあちゃんは目が悪かったこともあって、結構あちらこちらがベタベタですし、80代半ばだったので、掃除も行き届いてなかったので、油汚れ用の洗剤をガンガン使って掃除しました。

放っておくと虫やカビが生えてもいやなので、とにかく食品関係のものが入っていたところを一番に整理していきました。

片付けをするにはとにかくまず最初にすることは

全部出す

です。

流しや食器棚に入れたままいるものいらないものを選別していくのではなくて、まず全部放り出して、いるものいらないものを選別します。

そうした方が判別しやすいので、また片付けるときにもどこへ片付けたらいいかわかりやすいです。

鍋やボールなどの調理器具や食器ですが、使えるものはたくさんありました。

しかし、使えるからといって、それをまた私が使うのか?といえば、今自分で使っているものがあるので、そこにわざわざ鍋や調理器具を増やそうとは思わなかったので、ほぼほぼ全部処分しました。

そうです、使えるものと実際に使うものは違うのです!

捨てるのはもったいない、、、、。

その壁にぶち当たることが多いのが片付けです。

そこを心を鬼にしてやるのが断捨離です!

断捨離しないと片付かないんです。

親戚にも来てもらって、『ほしいものは持って帰って』と言いましたが、

持って帰ってくれたのはほんの少しで、結局みんな私と一緒で、

もったいないけどいらないんです。

一応親戚にも見てもらって、『持って帰らないものは全部処分しますよ』と何度か伝え、その後もうゴミとして処分することになりました。

遺品整理で出る大量のごみを処分していく

キッチンの選別が終わったら、次はタンスの中を放り出します。

衣類は下着はもちろん処分ですが、ちょっとお出かけ用の衣類や普段着にしていたものでも、比較的きれいなものは親戚に見てもらって、いらないとなればこれも処分です。

衣類だけでもゴミ袋に10個以上できました。

その次は押し入れやクローゼットの中を空にしていきます。

靴箱の中も出して、とにかく出して、出して、、、。

ウチの場合、外に物置小屋がありまして、ここも親世帯が使っていたので、ここも片付けます。

ほぼほぼいらないものでした。

家が広いと、モノが捨てられなくなって、どんどんいらないものが溜まっています。

外に物置小屋があるのに、なんと屋根裏収納にもたくさんありまして、、、。

とにかく捨てられずに置いてあったいらないものだらけで、ホントしんどかったです、私。。

ゴミの処分はなるべくお金がかからないようにやりたいものです。

しかし、大量のゴミとなれば、どうしてもお金がかかります。

遺品整理で出る大量の粗大ごみは業者に依頼

片付けをしながらゴミはどんどん増えて来るわけで、まとめたゴミはやはり消えて行ってほしいものなので、衣類や一般的なゴミは何度も行政のごみ収集の日に分けて出しました。

何度も何度もゴミ収集の日にゴミを出しつつ、片付けを並行してやってるわけですが、家具類も捨てる、大量の布団も捨てる、亡くなったおじいちゃんが作ったブリキの衣装ケースも捨てる、、、となったとき、もうこれは業者にお願いするしか無理だな、という判断に行きつきまして、インターネットで検索です。

ウチがお願いすることになったのは関西クリーンサービスです。

検索するといくつかの業者が出てきますが、もうどこを選べばいいのかわからないので、TV番組にも何度か出演していたということなので、悪い業者ではないんだろうな、、、というそういう判断で選びました。

早速見積もりに来ていただき、質問しつつ、説明されながら、さぁ、見積金額は???

2トントラック積み放題というプランをまず説明されました。

その場合、2トントラックに積めるだけ積んで、残ったものはさぁどうしましょ?

っていうやり方だそうで、それでも2トントラック1台で6万円。

この金額でもまずちょっとビックリでしたけど、でもまぁ、2~3万ですむわけないわな、、、と思い、そのまま色々お話ししました。

ウチのゴミの場合、2トントラック1台ですむわけのない量で、じゃぁ残ったのをもう1回、、、となれば2台分なので単純に12万円。

そこで一つ提案された案が、パッカー車と2トントラック1台で全部1回ですませるうえにすべてをお任せするお任せプランです。

お任せではない場合はある程度こちらでもゴミをまとめたりの作業がありますが、お任せパックは食器棚の中の食器もそのままで(もちろん処分する食器)、布団もそのままでよくて、私たちは全く何もしなくていいパックです。

しかし、それは15万と言われまして、、、、さすがに『ええええーーーー』ってビックリして、『それはないわー』みたいな話になって、、、でもここでこの担当の方は、ちょっと日程やら電話やら色々段取りを確認したりされまして、、、、『日にちはこの日かこの日かこの日のいずれかでよければ、お任せパックで13万でどうですか?』と、、、。

2トントラックだと絶対に2台は必要で、その場合は12万。

お任せパックだと2トントラックとパッカー車で間違いなくゴミの処分は全部終わるうえに、私たちはこれ以上何もしなくて良くて13万。

まったくの想定外の金額でしたけど、13万のお任せパックでお願いすることになりました。

関西クリーンサービスに依頼した感想

他の業者と比べるとこの金額は高いのかどうか、、、ということになるんですが、遺品整理の業者もいくつかありますし、ゴミの処分の仕方も色々あるようなので、やり方によっては多少の金額の違いはあるようです。

たまたま近所の不動産屋の友人のところにやってきた遺品整理の営業の人にこの話をしてみたら、『ウチならもうちょっと安くできると思いますよ』なんてことを言われたんですが、まぁもう関西クリーンサービスに依頼してあったので、そこでどうこうはしなかったんですが、この業者さんの場合は、パッカー車ではなくて、2トントラック2台で全部ゴミを積んで、そのゴミを泉佐野のごみ処理場へ持って行くそうです。

大阪市でパッカー車で処分したゴミは大阪市で処分しないといけない決まりだそうで、大阪市はその処分の費用が高いそうです。

なので、この泉佐野市の業者は2トントラックにゴミを載せて、泉佐野まで運んで処分をするんだそうです。

そういう処分の仕方もあるんでしょうけど、いやぁ~~~、、大阪市民としては、ちょっと気が引けますよね~、、。

ちょっと後ろめたいと言いますか、、、、ちょっと複雑、、。

個人でやっている業者もあって、そういうところだと処理場で名義が必要になることもあって、お客様の名義がいることもあったり、不法投棄したり、、とか、そういうブラックなところもあるそうです。

ウチがお願いした関西クリーンサービスさんは、大阪市の認可も受けているということなので、そのあたりはクリーンな会社のようでした。

あと、すべての作業が終わったらきちんとほうきで掃いて、綺麗に掃除してくれましたし、少しの家具の移動もやっていただけましたし、作業員の方も印象は良かったですし、こちらに依頼してよかったです。

遺品整理や大量のゴミを業者にお願いすることって、そうそう経験することではないですが、とにかくいらないものはため込まないで、ある程度で自分で処分して行かないととんでもなくお金がかかることになります。

ゴミに13万も本当は払いたくないものです、、、。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう